ククイナッツオイルの効果と使い方:髪と肌に自然の恵みを取り入れる方法

Lino Organics(リノオーガニクス)

ククイナッツオイルの効果と使い方:髪と肌に自然の恵みを取り入れる方法


スキンケアオイル

ククイナッツオイルは、ハワイで古くから愛用されてきた自然由来のオイルで、現在では美容や健康に素晴らしい効果を発揮すると、注目を集めています。

ククイナッツは特に保湿力が高く、乾燥肌やダメージヘアを修復する効果が期待できるため、日常のスキンケアやヘアケアにぴったりです。

今回はは、ククイナッツオイルの効果や、日常生活での簡単な使い方をご紹介します。

ククイナッツオイルとは?


ククイナッツオイルは、古くからポリネシアの文化、特にハワイで非常に重要な役割を果たしてきた植物油です。

ククイナッツは灯りの燃料として使われていたことから、「キャンドルナッツ」とも呼ばれ、さまざまな用途で利用されてきました。

ククイの木は、ポリネシアや東南アジアの熱帯地域に自生しており、特にハワイでは神聖な木とされています。ククイナッツはハワイの州の州木でもあり、ハワイの先住民であるハワイアンにとっては「生命の木」とも呼ばれるほど、日常生活や儀式に欠かせないものでした。

スキンケアやヘアケアとして利用されており、強い日差しや海風から肌や髪を保護するために使われてきました。また、乾燥肌や日焼けした肌の修復に効果的なため、身体全体の保湿剤としても重宝されてきた歴史があります。

さらに、薬用としての効果も知られており、ククイナッツオイルは軽度の炎症や傷の治療に用いられました。赤ちゃんのデリケートな肌にも使えるほどやさしいオイルなので、スキンケア製品やヘアケア製品に多く取り入れられるようになりました。

ククイナッツオイルの効果

ククイナッツオイルは保湿力に優れ、また、豊富な栄養素を含みますので、エイジングケアにもおすすめです。

肌を保湿して潤いを与える


ククイナッツオイルは、軽いテクスチャーながらも非常に高い保湿力を持っています。

皮膚の角質層に深く浸透し、表面をべたつかせることなく肌を柔らかくし、しっとりと保つことができるオイルです。

特に、乾燥によるひび割れやかさつきを改善し、肌の保湿バリアを高めてくれます。

肌の修復をサポートしてターンオーバーを促進


ククイナッツオイルには、肌の自然な再生を促進する効果もあります。

乾燥や紫外線などでダメージを受けた肌に対し、細胞の修復を助ける作用があり、肌荒れや日焼け後の炎症を和らげるのにも役立ちます。

肌のターンオーバーを正常化し、健康的な新しい肌細胞の生成を促進します。

ビタミンEを含みエイジングケアにも最適


ククイナッツオイルは、ビタミンEや抗酸化物質が豊富で、エイジングケアにも役立つオイルです。

ビタミンEは、活性酸素によるダメージから肌を保護し、肌の弾力を保ちながらハリのある若々しい肌をサポートするので、シミやしわの予防にもつながります。

さらに、オイルが肌に潤いを与え続けることで、柔らかく滑らかな肌を保ち、老化による乾燥やハリの低下を防ぎます。

肌のバリア機能を高める


ククイナッツオイルは、肌のバリア機能を強化する役割も果たします。

リノール酸などの必須脂肪酸が、肌の保護膜を補強し、水分の蒸発を防ぐことで、乾燥や外的刺激から肌を守ります。

肌が健康な状態を保つための防御力が高まり、外部の刺激による肌トラブルのリスクを軽減します。

髪の水分も閉じ込め刺激から守る


髪の乾燥はダメージの原因となりますが、ククイナッツオイルは髪に潤いを与え、乾燥を防ぐ効果があります。

シャンプー後やスタイリング前に少量のオイルを使用することで、髪の水分を閉じ込め、長時間しっとりとした髪を保つことができます。

髪にツヤを与える


ククイナッツオイルは、髪に自然なツヤを与える効果もあります。軽い質感でべたつかず、髪に輝きをもたらし、ツヤのある髪に仕上がります。

特に、髪が乾燥している場合、ツヤが失われやすいですが、オイルを髪に軽くなじませることで、まとまりのあるなめらかな髪となり、スタイリングもしやすくなるでしょう。
 

ククイナッツオイルの使い方


では、どのようにしてオイルをスキンケアに使えば良いのか、その具体的な方法についてお話しします。

乳液にほんの少し混ぜて使う


乳液に少量のオイルを混ぜることで、乳液の保湿力を高めることができます。乳液だけでは物足りない場合や、特に乾燥が気になる季節におすすめの方法です。

手のひらに乳液をとり、1〜2滴のオイルを加えてよく混ぜた後、顔全体になじませます。オイルの量は、肌の乾燥具合によって調節してください。

オイルをクリームがわりに使う


クリームの代わりに、オイルを直接スキンケアの最後に使う方法です。化粧水や乳液の後にオイルを塗ることで、肌の表面に保護膜を作り、化粧水や乳液の水分を閉じ込めます。

少量のオイルを手のひらで温め、顔全体に軽く押し込むようにして塗ると、乾燥が気になる部分もしっかり保湿できます。頬など特に乾燥するところは、重ね付けしてもOKです・

逆にTゾーンなどにたくさん使うとベタついてしまうので、ごく少量で充分です。

ブースターとして使う


オイルをスキンケアの最初に使用する「ブースター」としての方法もあります。

洗顔後、化粧水の前にオイルを少量塗布することで、肌を柔らかくし、その後に使用する化粧水や美容液の浸透を高める効果が期待できます。

オイルを先に使ったら、化粧水を弾いてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、実は逆。とても浸透が良くなるのです。

特に、肌が乾燥して硬くなりがちな時には、とても有効な方法です。肌がしっとりと柔らかくなり、次のスキンケアアイテムの効果を高めることができます。

リキッドファンデに混ぜて使う


乾燥肌の方にとって、メイク中に肌がカサカサしたり粉っぽくなるのは大きな悩みです。粉吹きに悩まされる人もいるでしょう。

リキッドファンデーションに1滴のオイルを混ぜて使うことで、保湿効果をプラスし、しっとりとしたツヤ肌に仕上がります。

ファンデーションが滑らかに広がり、乾燥によるメイク崩れも防げます。特に乾燥しやすい部分には、さらに少量のオイルを塗り込むと、ツヤ感が持続します。

スペシャルケアとしてオイルパックをする


週に一度のスペシャルケアとして、オイルパックも効果的です。顔全体にオイルをたっぷり塗り、その上に蒸しタオルを乗せて10分ほど置くことで、オイルが肌に深く浸透し、潤いが持続します。

蒸しタオルの熱で毛穴が開き、オイルがより効率的に肌に浸透するため、毛穴の汚れも落ちやすくなりますし、もっちりとした柔らかい肌が手に入ります。

オイルパックは特に、肌が乾燥しすぎて荒れているときにおすすめのケアです。

シャンプー後のケアとして髪に使う


ククイナッツオイルは、髪の保湿やダメージ修復に、シャンプー後のケアとして活用するのに最適です。

洗髪後、タオルで髪の水分を軽く取ります。髪が濡れすぎているとオイルが均一に行き渡らないため、半乾きの状態になるまで乾かします。

髪の長さや量に応じて、2〜3滴のオイルを手のひらに取り、手のひらでしっかりと広げて温めましょう。ロングヘアの場合は、もう少し多めに使用しても構いませんが、量が多いと髪が重くなるので注意してください。

オイルを塗った後、ドライヤーを使って髪を乾かします。ククイナッツオイルはとても軽い質感で、べたつかずに髪に潤いを与えてくれます。

また、スタイリング前にも少量を髪の表面に塗ることで、ツヤ感をアップさせ、髪の広がりを抑えながらなめらかに整えます。

ボディケアにも使える


ボディケアにククイナッツオイルを使用するときは、シャワーや入浴後、肌がまだ湿っている状態で使用するのがベストです。

全身に軽くタオルで水分を取り、肌が乾きすぎないうちにオイルをぬりましょう。

肘、膝、かかとなど、特に乾燥が気になる部分には多めに塗ると効果的です。

優しくマッサージするようにオイルを塗り込むことで、肌がしっとりと柔らかくなります。

ネイルケアにもおすすめ


ククイナッツオイルはネイルや甘皮のケアにも効果的です。乾燥しやすい手元に栄養を与え、健康的で美しい爪を保つことができます。

ククイナッツオイルを1~2滴取り、爪や甘皮に直接塗りましょう。爪の根元から先端までしっかりとオイルを行き渡らせ、優しくマッサージします。

夜寝る前に塗布しておくと、夜間にしっかり浸透し、朝には柔らかくなめらかな手元を実感できるでしょう。

ククイナッツオイルの選び方と注意点


ククイナッツオイルは、成分の質や製法によってその効果が大きく異なるため、選び方には注意が必要です。

コールドプレス製法のククイナッツを選ぶ


質の高いククイナッツオイルを選ぶには、コールドプレス(低温圧搾)製法で抽出されたものがおすすめです。

コールドプレス製法は、オイルを高温で加工することなくナッツの成分を損なわないように圧搾するため、栄養価や有効成分を豊富に含んでいます。

無添加で合成保存料などが入っていないもの


購入する際は、ラベルに「100%ピュア」「無添加」や「オーガニック」と明記されたものを選ぶことが重要です。

合成保存料や着色料などが添加されているオイルは、肌や髪への負担になることがあります。敏感肌の方は、特に注意してください。

ククイナッツオイルの保存方法 


ククイナッツオイルは、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。光に当たることでオイルが酸化しやすくなり、品質が低下します。

特に、透明なボトルに入ったオイルの場合は、光を通しやすいため、冷暗所に保管することが望ましいです。

ククイナッツオイルを使用する際はパッチテストをしてから


敏感肌の方やナッツアレルギーがある方は、ククイナッツオイルを使用する前にパッチテストを行うことが重要です。

腕の内側などに少量を塗布し、24時間様子を見て肌に赤みやかゆみなどの異常が出ないか確認してください。何も変化がないことを確認してから使えば、肌トラブルを防げます。

おすすめククイナッツオイル


ククイナッツオイル

ハワイアンバス&ボディのククイオイルは、その名の通り、ククイナッツオイルをベースに作られています。

ククイナッツオイルは、もともとクセのない香りで使いやすいオイルですが、レモングラスやローズマリーの天然精油の香りでさらに使い心地よいオイルとなっています。

サラッとしたオイルですから、お風呂上がりに全身のケアに使えます。

Hawaiian Bath&Body ハワイアンバス&ボディ オイル ククイオイル レモングラスはこちら

まとめ


ククイナッツオイルは非常に保湿力が高いオイルで、フェイスケアだけでなく、ボディケアやヘアケア、ネイルケアと全身に使える便利なオイルです。

お肌を潤すだけでなく、豊富に含まれるビタミンEでエイジングケアにも役立ちます。

今回は、ククイナッツオイルの効能や使い方について詳しくご紹介しました。サラッとして、とても肌なじみのよいオイルです。毎日のスキンケアに、ぜひ取り入れてみてください。
 

Yuka Nanami Profile

WEBライター/メディカルアロマ講師/ブロガー

18年間、国家公務員として勤務した後、アロマセラピストスクールに転職。 メディカルアロマ講師としてアロマテラピーを教える仕事に就く。その後、アロ マテラピーの楽しさをもっと知ってもらいたいと思い、自身でもブログを開設し アロマの素晴らしさを広める活動をしている。現在はWEBライターとして、アロ マやハーブ、コスメなど幅広いジャンルのコンテンツ作成に関わっている。

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